山下晴代の「積ん読亭日常」

まっとうな本を読んでいく。

【詩】「アメリカの女」

アメリカの女」

ジェーン・フォンダではない
バーブラ・ストライサンドでもない
ミシェル・オバマでもない
ユフィーミア。
ケイト・ウィンスレットのような美人
ではない、痩せぎすの金持ちの娘。
修道院の学校生活で
貴族との結婚を密かに夢見る。
べつに美男を望まない。
ただ、高貴な生まれであってほしい。
そんな女がアメリカからパリに来て、
理想のフランス男と結婚した。
さて「私」はどうなるのだろう?
その小説はまだ読み終わっていない。