山下晴代の「積ん読亭日常」

まっとうな本を読んでいく。

2018-07-24から1日間の記事一覧

【詩】「父俊成とは骰子国から帰れなくなったマラルメなのか?」

「父俊成とは骰子国から帰れなくなったマラルメなのか?」 ながれきてちかづく水にしるき哉まづひらくべきむねの蓮(はちす)は われは父四十八歳の時の子なり。 深い眠りに落ちる寸前に現れるイマージュのなかで、誰かが車の窓から手を振るので私も手を振り…