山下晴代の「積ん読亭日常」

まっとうな本を読んでいく。

2018-08-21から1日間の記事一覧

『永遠のファシズム (岩波現代文庫)』──エーコがかわいそう(★★)

『永遠のファシズム (岩波現代文庫) 』(ウンベルト・エーコ 著、 和田 忠彦 訳、2018年8月18日、岩波書店刊) 本書の親本は、1998年に出版され、本書はその文庫化である。収録の「エッセイ」は、1995年、1996年、1997年に発表されている。ここでわかるのは…