山下晴代の「積ん読亭日常」

まっとうな本を読んでいく。

2019-04-21から1日間の記事一覧

【詩】「ねじの回転」

「ねじの回転」 ヘンリー・ジェームズの『ねじの回転』は、彼の恐怖小説の怖さからいったら、中程度の作品だ。「ねじの回転」というイメージはいかにも怖ろしげだが、作中、「ねじの回転」は出て来ない。果たして、この題名によって、なにを言いたかったのか…