山下晴代の「積ん読亭日常」

まっとうな本を読んでいく。

カンバーバッチ、D-Day警告放送のオリジナル原稿を読む

25年前は、「天安門事件」だが、70年前は、「ノルマンディー上陸」(いわゆる、D-Day)。それを記念して、BBC Radio4で、ベネディクト・カンバーバッチらが、当時の「警告放送」の原稿の一部(実際は、200ページ以上ある)を、「ニュースの再現」として読んだ。目的は、D-Dayの意義を、国民に深く理解してもらうため、とか。やはり、イギリス人は志がちがう。

日本でも、「玉音放送」を、誰か俳優、イッセイ尾形(あまりにもイージーなキャスティングだが(笑)。註:アレクサンドル・ソクーロフの映画『太陽』(2005年)で、昭和天皇に扮した。なかなか感じが出ていた)なんかに読ませるとか、したら、どーだろー? ねえ、安倍チャン。

こちとら、カンバーバッチさまのファンなもので、ただお声が聴きたいがために、何度も「再生」。やはり、BBCの意図通り、D-Dayについても関心を持った(笑)。「聴く」ところによれば、確かに、「1時間前の警告」と言っている。緊迫した様子がよく出ている。

http://www.bbcamerica.com/anglophenia/2014/06/benedict-cumberbatch-reads-d-day-news-bulletins-70th-anniversary/