山下晴代の「積ん読亭日常」

まっとうな本を読んでいく。

【映画の余談】「ボーダーライン」の少女

「ボーダーライン」の少女
『ボーダーライン』で、誘拐される麻薬王の娘役で、からだの大きさからいくと、どう見ても、12歳くらいの少女。履歴をみると、撮影当時、17歳で、通りで、「微妙な演技」ができると思った。メキシコ(?)の安達祐実か(笑)。むしろ、欧米の映画界は、こういう小柄な若手俳優を子ども、あるいは、10代として使う「手法」をしばしば使う。30近い男優が10代の少年やったり。
 この「少女」の場合、ほかの「同級生」と比べて、「化粧が濃い」(爆)感じがして、ヘンだなとも思っていた。幼さも、それなりに出ていたのだが。
 かつて市村正親も、劇団四季の『エクウス』(馬のハナシ)で、30歳くらいの時、17歳の少年をやっていた。観客の私は大学生だったような……。