2019-02-10 【詩】「記憶」 文学 #詩 「記憶」 魔女の歌声に聞き入る オデュッセウスよ、 海がかき消すものがあるとしたら、 それは記憶。しかしながら、わが故郷の川の底で、菫色に染まった、 あなたの記憶が生まれている。 まずい詩でも、朽ちた女神の神殿の 供物とせよ。