山下晴代の「積ん読亭日常」

まっとうな本を読んでいく。

2016-06-24から1日間の記事一覧

保坂和志「彫られた文字」(文學界2016年7月号)──目ざす方向には好感がもてるが成功しているとは言えない(★★★)

保坂和志「彫られた文字」(文學界2016年7月号、文藝春秋)「目玉」であるらしい柄谷行人には関心なくて、「18歳の君が投票するとき考えて欲しいこと」という各界有名人へのアンケートにも関心なく、かつ、こんな文芸誌を、新選挙人の若者たちが読むだろうか…

保坂和志「彫られた文字」(文學界2016年7月号)──目ざす方向には好感がもてるが成功しているとは言えない(★★★)

保坂和志「彫られた文字」(文學界2016年7月号、文藝春秋) 「目玉」であるらしい柄谷行人には関心なくて、「18歳の君が投票するとき考えて欲しいこと」という各界有名人へのアンケートにも関心なく、かつ、こんな文芸誌を、新選挙人の若者たちが読むだろう…