山下晴代の「積ん読亭日常」

まっとうな本を読んでいく。

2019-03-27から1日間の記事一覧

【詩】「ねむい」

「ねむい」 ねむい。眠さのなかでなにか目覚めるものはあるのだろうか? それは飯田線の列車の揺れだったりする。祖母の家からお祭りが終わり、三河一宮から豊橋駅へ、帰っていくのが妙に悲しくて。その、 コットン、コットン、揺れる床の振動の、 三十年後…