山下晴代の「積ん読亭日常」

まっとうな本を読んでいく。

「娘と性交」無罪とする裁判長の論理は完全に狂っている

中学2年から、実の父親から性的逆を受けていた、19歳の専門学校生の裁判で、「現時点での」父との性交を、長年の虐待に関しては、抵抗することを断念している状態であったと認定しながら、抵抗不能だったとはいえず、と、父親を無罪とした裁判長の論理は、完全に狂っている。
いかなる法律が問われているのかは知らないが、法律とは、論理なのであるから。

また、法律的視点とはべつに、「普通の常識」から眺めてみれば、これもまた、完全に狂った世界である。この「男女」が性交している姿を、どのようにひとは、想像すればいいのか? 

吐き気を催すとは、このことである。